浄蓮寺の歴史
往古、広島県に光福寺というお寺がありました。
光福寺は戦国時代に毛利家の家臣であった瀬賀山城主吉原氏という殿様の菩提寺として、現在の東広島市豊栄町吉原にあったお寺です。
しかし、吉原氏という殿様が萩に国替えになった後はだんだんとさびれ、「殿さん墓」と言われる吉原氏の墓石などが昔をしのぶのみとなってしまいました。
そこで広島在住の奧田慧隆阿闍梨がそれを痛み、この由緒あるお寺を復興させる気持ちで広島に光福寺を開かれました。
奧田慧隆阿闍梨は開山(お寺の初代として開いた人)であると同時に、中興開山(さびれていたお寺を復興して新たな道を開いた人)でもいらっしゃるのです。
この奥田阿闍梨の徒弟として、当山現住職は新規に関東布教のため浄蓮寺を建立し、平成27年4月に大本山大覚寺より関東教区下の非法人教会として認証を頂き活動してきました。
そして千葉県庁より宗教法人の認証を受け、法人登記が令和2年12月8日に成立し宗教法人となりました。
新しいお寺ではありますが、仏教を広く広めるために今後も活動していくつもりでおります。